記念すべき第一回は、福島県いわき市田人町の塩井さんの工場にお邪魔しました。 塩井さんは何年も前から「滝根みかげ」を原石から加工しています。 上の写真は直径約2メートルある、丸い刃物で「滝根みかげ」の原石を切削している様子です。 この”丸い刃物”は、工業用ダイヤモンドのチップが刃先に溶接してあり、御影石をザクザクと切っていきます。 塩井さん曰く、「滝根みかげはいい部分をとるのに苦労するけど、磨きあげた後の深みのある艶を見ると、その苦労も吹き飛んでしまう。」と、かなり滝根みかげに惚れ込んでいる様子。 「滝根みかげ」は福島県を代表する御影石のひとつで、石目、色、研磨後の艶と、どれをとって申し分がなく、関東・関西でも人気の御影石です。塩井さんの手がける墓石の多くは、この滝根みかげで建てられているそうです。 《取材協力》 有限会社 塩井石材工業 スポンサーサイト
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